ニーアオートマタ|NieR:Automata|PCスペックには余裕を
ニーアオートマタ(NieR:Automata)は、2017年に発売された人気ゲームです。
PS4では発売直後2週間売り上げ1位に輝いており、その直後にSteamで発売されたPC版も、人気を博していました。
発売から7年経った2024年現在も、根強い人気を誇っているようです。
このニーアオートマタを快適にプレイするためには、GeForde RTX 3060クラス以上のゲーミングPCを購入することをお勧めします。
これは、ハイクオリティなグラフィックスでのプレイが期待できる環境です。
この記事では、ニーアオートマタを快適にプレイできるゲーミングPCについて、解説しています。
これからニーアオートマタをプレイするためにゲーミングPCを購入しようとしている人は、ぜひ参考にしてください。
グラボなしや普通のノートPCでプレイできるかどうかについても触れていますので、ゲーミングPCを購入せずにプレイしたい方の参考にもなるでしょう。
目次
ニーアオートマタメーカー公式推奨スペック
ニーアオートマタのメーカー公式必要・推奨スペックは以下の通りです。
最低 | 推奨 | |
OS | Windows® 7 64bit、Windows® 8.1 64bit、Windows® 10 64bit | Windows® 8.1 64bit、Windows® 10 64bit |
プロセッサー | Intel® Core™ i3 2100 以上、AMD A8-6500 以上 | Intel® Core™ i5 4670 以上、AMD A10-7850K 以上 |
メモリー | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィック | NVIDIA® GeForce® GTX 770 VRAM 2GB 以上、AMD Radeon™ R9 270X VRAM 2GB 以上 | NVIDIA® GeForce® GTX 980 VRAM 4GB 以上、AMD Radeon™ R9 380X VRAM 4GB 以上 |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
ネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 | ブロードバンドインターネット接続 |
ストレージ | 50 GB 利用可能 | 50 GB 利用可能 |
サウンドカード | DirectX® 11 対応 | DirectX® 11 対応 |
ニーアオートマタは2017年発売のゲームだけあってメーカー公式の必要推奨スペックも古いものです。
推奨環境と同等クラスのPCを最近まで発売されていたスペックに当て込むと、Core i5-12400 + GeForce GTX 1660Tiクラスといえるでしょう。
公式サイトの推奨環境の時点で、1-2年前の新品ゲーミングPCクラスです。
なお、ニーアオートマタはフレームレートの上限が60fpsに設定されており、ゲーミングモニターを購入しても、144fpsなど高フレームレート環境の実現はできません。
(ただ、MODを入れることによりフレームレート上限を解除できるようです)
ニーアオートマタはハイスペックゲーミングPCが必要
ニーアオートマタのプレイにはハイスペックゲーミングPCが必要です。
ニーアオートマタは、上に書いたメーカー推奨環境ではバトルなどの重い状況で60fpsを下回ることがあり、快適なプレイは期待できません。
上限フレームレートが60fpsですので、20万・30万円クラスの高級ゲーミングPCは必ずしも必要ありませんが、それなりの性能を持ったゲーミングPCを用意するべきでしょう。
ニーアオートマタでは4K解像度によるプレイはサポート対象外ですが、4Kに対応したモニターを用意することにより、4K解像度を選択することができるのもその理由の一つです。
4Kでのプレイは、ハイクオリティーなグラフィックで、より没入感に溢れたプレイが期待できるでしょう。
また、ニーアオートマタの4Kプレイが期待できるゲーミングPCと、フルHDが限界とされるゲーミングPCの価格差は、2024年現在の相場で50,000円弱とそれほど大きくありません。
実際には、セールによってその価格差が2〜3万円ほどまで縮まることもありました。
ニーアオートマタを快適にプレイするには、ハイスペックゲーミングPCを用意することをおすすめします。
そのなかで、4Kプレイが実現可能な環境を整えられるとよりよいでしょう。
ニーアオートマタ快適プレイのための当サイトおすすめスペック
快適プレイのための当サイトおすすめスペックは以下の通りです。
おすすめスペック:4k向け
- CPU:Core i5-13500
- グラフィックスカード:GeForce RTX 3060Ti
- メモリ:16GB
- SSD:512GB(できれば1TB)
ニーアオートマタをハイクオリティなグラフィックスで楽しめる、4k解像度でのプレイを前提とした構成です。
グラフィックスカードは、60fps実現可能なクラスのものとしてGeForce RTX 3060Tiを、そのパワーをフルに引き出せるCPUとして、Core i5-13500をおススメします。
ニーアオートマタはCPUパワーをあまり使わないゲームとはいえ、ボトルネックにならないレベルのCPUは必要でしょう。
メモリは8GBでも大丈夫という話もありますが、他の用途にも使えるよう、16GBがおすすめです。
SSDは512GBでも足りますが、将来性を考えて1TBあったほうが良いでしょう。
512GBの場合、ニーアオートマタ以外の用途にもゲーミングPCを使っていると、すぐに容量が足りなくなる可能性があります。
また、読み込み速度でボトルネックにならないよう、HDDよりSSDにするべきです。
当サイトおすすめスペックはこのような構成ですが、画質より予算を優先したいのであれば、フルHD向け、WQHD向けのゲーミングPCを検討するのもよいでしょう。
フルHD向け
- CPU:Core i5-13400
- グラフィックスカード:GeForce RTX 3060
- メモリ:16GB
- SSD:512GB(できれば1GB)
フルHDでは、3060Tiのワンランク下の、GeForce RTX 3060がおススメです。
GeForce RTX 3060は使っているゲーミングPCも多く、セール対象のゲーミングPCとなることもよく見かけます。
2025年になった頃から価格が下がっており、搭載したゲーミングPCは15万円を切る価格帯まで降りてきて、手頃になっています。
ニーアオートマタはグラボなしや普通のノートPCで動くか?
ニーアオートマタは、基本的にグラボなしのPCはサポートしていないと思われます。
メーカー公式サイトに、グラボなしPCでのサポートについて明記がないためです。
ごく一部のハイスペックPCを除き、グラボなしのPCで動作させることは難しいでしょう。
GeForce GTX 770は旧型グラフィックスカードとはいえ、そこそこの性能を持っています。
そのGeForce GTX 770を必要環境とするゲームが、グラボなしのPCで快適に動いた話は聞いたことがありません。
やるのであれば、自腹で購入してテストすることになります。
また、一般的にデスクトップPCより性能が低い普通のノートPCでのプレイは、より厳しいです。
また普通のノートPCは、フルパワーで長時間稼働するように設計されていません。
ニーアオートマタなどの重いソフトを長時間フルパワーで稼働させた場合、パソコン本体にダメージを与え、故障する可能性もあります。
試すのであれば、こういったリスクを覚悟した上で行うべきでしょう。
メルカリで売っている激安ゲーミングPCでニーアオートマタはプレイできるか
メルカリを見ると、数万円くらいの値段で売られている激安ゲーミングPCがありますが、ニーアオートマタのプレイにそういったゲーミングPCを購入することはおすすめできません。
推奨PCをうたっていても快適なプレイをするには性能が低いものがおおく、旧型部品で作られているものがほとんどですので、長く使うのも厳しいでしょう。
それ以外にも、サポートや保障の問題もあり、メルカリのゲーミングPCを購入することはおすすめできません。
詳しくは、メルカリで販売されている激安ゲーミングPCについて書いている記事を参照してください。
まとめ:ニーアオートマタの快適プレイにはGeForce RTX 3060以上を
- ニーアオートマタの快適プレイには、Core i5-13400 + GeForce RTX 3060の組み合わせに16GBメモリ・1TBSSDを搭載したゲーミングPCがおススメ。
- グラボなしのPCや普通のノートPCで動かすのは厳しい。自己責任で試すことになるが、特に普通のノートPCは試すことによる故障リスクもあり、おススメできない。
- メルカリ製のゲーミングPCは、旧型部品で作られていたり、保証・サポート面で不安が残るため、ニーアオートマタのプレイのために購入するべきではない。