原神はノートパソコンでできるらしいけど【壊れる前に必見】

原神は最近のゲームの中では、比較的軽いゲームといわれています。

原神をノートPCでプレイしたいという声はよく耳にしますが、結論から言えば、普通のノートPCでのプレイは実質的にできないです。

そしてそれだけでなく、動かすことでノートPCに大きな負荷がかかり、ノートPCが壊れるもとになってしまうこともあります。

しかし、ゲーミングノートPCでしたら、原神をプレイできます。

この記事では、原神を普通のノートPCでプレイできない理由と、原神をプレイするのにおススメのゲーミングノートPCスペック、それから、デスクトップゲーミングPCでプレイする場合と比べたときに気を付けることを紹介しています。

原神をノートPCでプレイしたいと思っている方にとってお役に立てる記事となっていればうれしいです。

なお、ゲーミングデスクトップPCで原神をプレイする際のおすすめスペックについてはこちらの記事を参照してください。

原神を普通のノートPCでプレイできない理由

原神を普通のノートPCでプレイする事は実質的に不可能です

なぜなら、普通のノートPCはゲーミングノートPCより圧倒的に性能が低く、原神をプレイするにはスペックが足りないからです。

もう一点、原神を無理やり普通のノートPCで動かすと、ノートPCが負荷に耐えきれず、最悪の場合は、故障する可能性もあるからです。

性能が足りず、動いてもカクカク

原神は最近のゲームの中では比較的軽い方と言われますが、普通のノートPCで動かすには非常に重いゲームです。

原神をプレイすることができるクラスのゲーミングノートPCと比べ、普通のノートPCの性能は圧倒的に低いです。

普通のノートPCで動かす事は実質不可能と言ってもよく、仮に動いたとしても、動きがカクカクで、実用に耐えうるとはとても言い難いプレイ環境でしょう。

ノートPCが故障する可能性がある

普通のノートPCは、フルパワーで長時間稼働する設計になっていません。

ですので、原神のようなゲームを動かすこと自体が、普通のノートPCにとっては想定外の事となります。

ノートPCに負荷がかかりすぎて、特に長時間プレイをした場合、ノートパソコンの不調につながったり、最悪の場合ノートPCが故障する可能性もあります。

このように、普通のノートPCでの原神のプレイは、まともに動かないだけでなく、お試しプレイをすること自体がノートPCへのダメージとなる可能性があります。

原神をノートPCでプレイするのであれば、ゲーミングノートPCを用意しましょう。

原神はゲーミングノートPCでプレイできる

原神をノートPCでプレイするには、ゲーミングノートPCが必要です。

具体的なスペックは後ほど書きますが、2024年春現在、12万円前後からで販売されているクラスのゲーミングノートPCでプレイできるでしょう(金額は目安)。

原神を快適にプレイできるゲーミングノートPCと同クラスの環境で快適にプレイできるゲーミングデスクトップPCは10万円くらいからですので、ゲーミングノートPCとゲーミングデスクトップPCの価格差はおおむね2万円ほどといえます。

次にゲーミングノートPCで原神をプレイする場合の注意点ですが、画面サイズはフルHDがおすすめです。

ゲーミングノートPCの画面はゲーミングデスクトップPCと比べて小さいので、4K画面では、文字サイズが小さくなりすぎてしまい、かえってプレイがしづらくなってしまうでしょう。

4K解像度でゲーミングデスクトップPCでプレイをする時よりも画質のクオリティーは落ち、画面に表示される情報量が減りますが、普通にプレイをする事は可能です。

 

原神の快適プレイおすすめスペック&おススメPC(ノートPC)

原神をノートPCで快適にプレイするための当サイトおすすめスペックは以下の通りです。

フルHD&60fps(フレームレート制限を解除しない場合)、フルHD&144fps(フレームレート制限を解除する場合)の2パターンを用意しました。

フルHD&60fps

  • CPU:Core i5-12400
  • グラフィックスカード:GeForce RTX 3050
  • メモリ:16GB(もしくは32GB)
  • SSD:500GB or 1TB

GeForce RTX 3050は一世代前の下位モデルですが、フルHD&60fpsであればこれで十分です。

CPUもそれほどパワーはいりません。

60fpsであればある程度の性能を持ったCPUであればパワー不足にはならないので、前世代のCore i5やRyzenでも十分ともいわれています。

おススメPCは、GeForce RTX 3050を搭載したゲーミングノートPCです。

CPUはRyzenですが、 Core i5-12400と同等以上の性能を持っているとされています。

画面が最大165fpsのフレームレートまで対応していますので、原神の快適なプレイだけでなく、fpsゲームのプレイ予定もある人にはよりおすすめします。


フルHD&144fps

  • CPU:Core i7-13700H
  • グラフィックスカード:GeForce RTX 4060
  • メモリ:16GB(もしくは32GB)
  • SSD:500GB or 1TB

フレームレート制限を解除して、ヌルヌルプレイの一つの目安である144fpsでプレイする場合のおすすめスペックです。

フレームレート制限を解除するとCPUパワー不足でフレームレートが出ないということにもなりうるので(ボトルネック)、CPUは高性能な第13世代以降のCore i7がよいでしょう。

グラフィックスボードは、GeForce RTX 3060でも144fps安定するという情報がありますが、余裕を見て4060をお勧めします。

このスペックを満たすおすすめPCは以下のものです。

モニターも最大165fpsまで対応しており、144fps安定環境が期待できます。

マウスコンピューターは歴史あるBTOメーカーで、サポートも手厚く、安心して使用できるでしょう。

管理人もマウスコンピューターのノートPCを愛用していますが、大きなトラブルなく使い続けています。



 

なお、原神のメーカー公式サイトが発表している、原神の必要、推奨スペックは以下の通りです。

推奨スペックと書いてありますが、フルHDで30fpsほどが限界のプレイ環境で、快適とは言い難いでしょう。

上に書いたおすすめスペックでは、ゲーミングノートPCで快適に原神をプレイできるスペックを記載しており、この推奨環境よりも快適に原神がプレイできる環境となっています。

● 対応可能デバイス
システム Windows 7 SP1 64bit、あるいはWindows 8.1 64bit、またはWindows 10 64bit
CPU Intel Core i5(第4世代以上)と同じ性能を持つもの
RAM 8GB
ビデオカード NVIDIA® GeForce® GT 1030
DirectXバージョン 11
ストレージ 30GB以上の空き容量を要する
● 推奨デバイス
システム Windows7 SP1 64bit、あるいはWindows8.1 64bit、またはWindows10 64bit
CPU Intel Core i7(第4世代以上)及びより優れた性能をもつもの
RAM 16 GB
ビデオカード NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB及びより優れた性能をもつもの
DirectXバージョン 11
ストレージ 30GB以上の空き容量を要する

参考:原神公式サイト

原神をゲーミングノートPCでプレイするメリットとデメリット

原神をゲーミングデスクトップPCでプレイする場合と比較して、ゲーミングノートPCでプレイするメリットデメリットを見ていきましょう。

メリットは、室内の好きな場所でプレイができる、部屋の置き場所を取らない、といったことが挙げられます。

ゲーミングノートPCはゲーミングデスクトップPCと比べて小型で、室内くらいであれば持ち運びができるので、家の中の好きな場所でプレイができます。

冬は寒いからこたつで、夏は涼しいエアコンの下で、といったように、プレイする場所に融通が利くのが一番のメリットです。

また、ゲーミングノートPCは小型で、使わないときはしまっておくことができるので、置き場を必要としません。

ワンルームマンションに住んでいたりして部屋が狭い場合など、置き場所をとらないのは大きなメリットといえるでしょう。

高速なWi-Fi環境のあるビジネスホテルなどであれば、出先でも原神をプレイできるでしょう。

これもゲーミングノートPCで原神をプレイする大きなメリットです。

ちょっとした雑用を済ませるだけであれば、スマホのテザリング機能を使ってもプレイできるかもしれません。

逆に、原神をゲーミングノートPCでプレイするデメリットは、画面が小さいことと、キーボードの操作がしづらいことが挙げられます。

ゲーミングノートPCは画面が小さいため、4K解像度でのプレイは厳しいでしょう。

原神のような、画面に表示される情報量が特に多いゲームでは、小さい画面で4k解像度にすると、画面に表示される文字サイズが小さくなって見づらいと言うことも起こりえます。

小さい画面のフルHD環境で満足できないのであれば、より高画質で画面内情報量を多くできる4K環境を実現できるゲーミングデスクトップPCを用意するのが理想的です。

また、タッチパッドより外付けのマウスを用意した方が良く、出先でのプレイの際には思わぬ荷物となるかもしれません。

本当の意味での高画質かつ快適なプレイ環境を追求するのであればゲーミングデスクトップPCを検討するのも一つの手です。

しかし、置き場所をとらず、どこにいてもそこそこのプレイ環境が準備できるゲーミングノートPCを使った原神のプレイは、これもまた1つの魅力と言えるかもしれません。

まとめ:原神をノートPCでプレイするならゲーミングノートPCを用意しよう

  • 原神はゲーミングノートPCでプレイできるが、普通のノートPCでは無理。最悪ノートPCを故障させる可能性もあり、おすすめできない。
  • ゲーミングノートPCで快適にプレイするには、Core i5-12400 + GeForce RTX 3050クラスのゲーミングPCがおススメ。
  • ゲーミングノートPCで原神をプレイするメリットは、好きな場所でプレイができること、部屋の置き場所をとらない、出張先などでもプレイできること。デメリットは画面が小さいこととキーボード操作がしづらいこと