bluetoothデバイスが削除できない場合の対処法【削除に失敗しました】

BluetoothデバイスをWindowsから削除しようとしたけれども、なぜか削除できないということを経験した人はいませんか?

管理人は先日、そのような状況になりました。

ペアリングしているのに接続されないような状態になったのでデバイスをいったん削除して再度ペアリングしようとしたのですが、デバイスが削除できない…

このままではそのBluetoothデバイスが使えないままになってしまいます。

様々な方法をつかって削除を試行錯誤した結果、無事デバイスを削除できたので、その手順を紹介します。

この記事では、まずBluetoothデバイス削除の手順を紹介します。

そのうえで、この手順に従ってデバイスを削除しても「削除に失敗しました」というメッセージが出て削除できない場合の削除方法を、後半で説明します。

再ペアリングしたいなどの理由でデバイスを削除したい人に役立つ記事になっているかと思いますので、ぜひ参考にしてください。

Bluetoothデバイスの削除方法

まずは、BluetoothデバイスをPCから削除する通常の方法を紹介します。

すでにやって削除できなかった方も、手順の間違いでできていない可能性もありますので、一度再確認してみてください。

ここでは、SONYのSRS-XB01というBluetoothスピーカーを例に説明します。

キーボード・マウスなど他のBluetoothデバイスでも同様の手順で削除ができますので、デバイス名が表示されているところはそれぞれのデバイス名に置き換えて作業を行ってください。

なお、キーボードかマウスがBluetooth接続である場合には、注意点があります。

キーボードかマウスがBluetooth接続の場合、作業中にキーボードやマウスを認識しなくなる可能性があるので、そうなっても操作ができるようにUSBのキーボードやマウスを用意しておくことをお勧めします。

家電量販店で数百円〜1000円台くらいで売っている、安いもので大丈夫です。

通常の削除方法

まず、通常の削除手順を紹介します。

①スタートメニュー内「設定」をクリック

Bluetoothデバイスの削除方法①スタートメニュー内「設定」をクリック

②「Bluetoothとデバイス」内にBluetoothデバイスの一覧があるので、右上の「・・・」をクリックし、「デバイスの削除」

Bluetoothデバイスの削除方法②「Bluetoothとデバイス」ないにBluetoothデバイスの一覧があるので、右上の「・・・」をクリックし、「デバイスの削除」

 

③デバイス欄から削除したデバイスがなくなれば、削除完了です

Bluetoothデバイスの削除方法③デバイス欄から削除したデバイスがなくなれば、削除完了です

このように、Bluetoothデバイスの削除はスムーズにできるようになっています。

次に、この手順でデバイスを削除しようとしても「削除に失敗しました」というメッセージがでて、削除できない場合の対処法を紹介します。

「削除に失敗しました」と出るときの対処法

まれに、Bluetoothデバイスの削除に失敗することがあります。

以下の画像のように「削除に失敗しました」と出るパターンです

このような場合は、デバイスマネージャーから直接デバイスドライバーを削除する必要があります。

Bluetoothデバイスの削除に失敗することがあります。

以下で、手順を説明します。

①スタートメニュー上で右クリック → デバイスマネージャー

Bluetoothデバイスが削除できないときの対処法①スタートメニュー上で右クリック → デバイスマネージャー

②デバイスマネージャーが起動したら、「表示」から「非表示のデバイスの表示」を選択

Bluetoothデバイスが削除できないときの対処法②デバイスマネージャーが起動したら、「表示」から「非表示のデバイスの表示」を選択。

③該当するデバイスのドライバを一通り削除します

このBluetoothスピーカーの場合、「Bluetooth」カテゴリと「サウンド」カテゴリにはいっているので、「SRS-XB01」とあるデバイスドライバを一通り削除します。

(他のデバイスの場合は、それぞれの型番名が入ったドライバを一通り削除してください)

 

Bluetoothデバイスが削除できないときの対処法③該当するデバイスのドライバを一通り削除します

Bluetoothデバイスが削除できないときの対処法③該当するデバイスのドライバを一通り削除します

④該当するデバイス名の上で右クリック → デバイスのアンインストール、で削除できます

Bluetoothデバイスが削除できないときの対処法④該当するデバイス名の上で右クリック → デバイスのアンインストール、で削除できます

 

⑤再起動して、デバイスドライバーの削除は完了です。

もし再接続するのでしたら、再度ペアリングをすれば接続できます。Bluetoothデバイスが削除できないときの対処法:Bluetoothデバイス削除後に再接続するのでしたら、再度ペアリングをすれば接続できます。

デバイスドライバーを削除しても削除されない場合

ごくまれに、デバイスドライバーを削除しても、「設定」の「Bluetooth」のデバイス一覧に残ったままになっていることがあります。

このような場合には、Bluetoothのドライバーも含めて削除し、Bluetoothのドライバーを再インストールすることで改善することがあります。

手順は、デバイスマネージャーでBluetoothカテゴリのドライバをすべて削除(下の画像赤枠内全ドライバ-)し、再起動してドライバを再インストールします。

ドライバーを削除してWindowsを再起動するときに、自動的にBluetoothのドライバーがインストールされるので、基本的には新しくドライバーをインストールする必要はありません。

もしドライバーが自動インストールされない場合には、各メーカーが配布しているBluetoothドライバーを手動でインストールしましょう。

Bluetoothデバイスドライバーを削除してもBluetoothデバイスが残るときは、Bluetoothのドライバーも含めて削除し、Bluetoothのドライバーを再インストールすることで改善することがあります。

ただしこの方法では、すべてのBluetoothデバイスのドライバが削除・再インストールされるため、Bluetoothのキーボードやマウスを使っている場合には再起動の操作ができなくなってしまいます。

Bluetoothキーボードやマウスを使っていて、Bluetoothの全ドライバーを削除するときは、USBなどの有線キーボード・マウスを事前に用意しましょう。

まとめ:Bluetoothデバイスの削除ができないときはデバイスマネージャーで削除

  • Bluetoothデバイスの削除は、基本的には設定画面から削除する
  • 設定画面で削除できないなら、「非表示のデバイスの表示」してから関連するドライバをデバイスマネージャーで削除。
  • それでも動かないなら、Bluetooth関連の全ドライバを削除して再起動する。Bluetoothキーボードやマウスを使っているなら、事前に有線キーボード・マウスを準備する

参考記事

【Windows】Bluetoothデバイスが削除できない(ELECOM公式サイト)

 


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