【予算別】初心者おすすめのゲーミングpc【2024年最新】
この記事では、ゲーミングPCが欲しい、でもどれを選んだらいいのかわからない、どれを選べば快適にプレイできるのか、いくらくらいのゲーミングPCを買えばいいのか、といった悩みに答えています。
快適にゲームがしたくて、ゲーミングPC購入を考えているけれど、PCのことは全然わからないという方におススメの内容です。
また、予算別におススメの部品構成についても触れているので、初めてゲーミングPCを購入するけれども、自分の目で性能を見極めて検討したいという人にとっても役に立つ内容となっています。
目次
【原則】ゲーミングPCは15万円〜20万円以上が相場
結論から申し上げますと、初めてゲーミングPCを購入する方におススメなのは、15万円〜20万円以上のゲーミングPCです。
このクラスのゲーミングPCであれば、一般的には最新のゲームであっても快適にプレイでき、はずれを引く可能性が低いからです。
ゲーミングPCの売れ筋もこの価格帯です。
本当にその人に合ったゲーミングPCは、ゲームタイトルや求める快適さ度合いや、ヘビーゲーマーかライトプレイのユーザーかによってももちろん違います(詳細は最後のQ&Aで取り上げます)。
しかしながら、買ってからの不満が少ないのはこの価格帯のゲーミングPCといえるでしょう。
予算別、ゲーミングPC構成一覧
ここでは、予算別にCPUとグラフィックスカードのおススメ組み合わせを書いておきます。
バランスが取れ、お互いの性能をフルに引き出せる組み合わせになっていますので、参考にしてください。
予算20万
おススメ組み合わせ | Ryzen 7 5700X + GeForceRTX3070 |
この組み合わせでは、ファイナルファンタジーXIVであれば十分快適にプレイできます(ベンチマーク結果21000程)。
今後数年の間に発売されるであろうゲームも、概ね問題なく動くと思われるくらいの性能を持っています。 ゲーム配信に向いているRyzenを使った組み合わせですので、実況配信におすすめです。動画編集にも力を発揮するでしょう。 |
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その他 | 予算に余裕があれば、5万円プラスしてCore i7-13700 + GeForce RTX 3070Tiの組みあわせをえらぶと、さらに快適なゲームプレイを楽しめるでしょう。 |
予算15万
おススメ組み合わせ | Core i5-13400 + GeForceRTX3060 |
ゲームの快適度合い | この組み合わせでは、ファイナルファンタジーXIVであれば十分快適にプレイできます(ベンチマーク結果18000程)。
Apex Legendsも最高設定で144fpsプレイが可能で、処理能力は十分といえるでしょう。 |
その他 | 実況配信を検討するならば、このクラスのゲーミングPCでも対応可能です。20万円以上のゲーミングPCであればよりスムーズでしょう。 |
番外編:予算10万
おススメ組み合わせ | Core i3 13100 + GeForceGTX3050 |
ゲームの快適度合い | この組み合わせは、ファイナルファンタジーXIVだけであれば快適にプレイできるラインです。
大規模FATEなどの重いシチュエーションでは、多少ストレスを感じるかもしれません。(ベンチマーク結果12000程)。 ドラゴンクエストXやファイナルファンタジーXIくらいの軽いゲームであればこの性能でも十分プレイできるでしょう。 |
その他 |
ゲーミングPC初心者の選び方【4つのポイント】
第12世代以降のCore i5以上、第5世代以降のRyzen 7以上のCPUを選ぶ
CPUはパソコンの頭脳で、ゲーミングPCにとって大切な部品です。
いまゲーミングPCに使われているものではIntel社のCore iシリーズとAMD社のRyzenシリーズがあり、またそれぞれに世代があります。
Core iシリーズであればCore i5, Core i7, Core i9で第12世代以降のもの(Core i5/7の後に続く数字が12以上の数字で始まるもの、Core i5-12400、Core i7-13700K、など)、RyzenであればRyzen7,Ryzen9の第5世代以上のもの(Ryzen 7/9の後に続く数字が5以上の数字で始まるもの。Ryzen 9 5900X、Ryzen 7 7700Xなど)を選びましょう。
RTX 3060以上のグラフィックスカードを選ぶ
グラフィックカードは、複雑な3D画像などの画面表示をリアルタイムで行う部品で、ゲーミングPCでは最も大切な部品と言われています。
NVIDIA社のGeForce シリーズとAMD社のRADEON、Intel社のIntel ARKがありますが、ゲーミングPCで主に使われるのは、GeForceシリーズです。
GeForceシリーズのなかでも、GeForce RTXシリーズの3060より高性能なもの(数字が大きいもの)、もしくはGeForce RTXの4000番台を選ぶのがおすすめです。
16GB以上のメモリを選ぶ
メモリは、処理するデータを一時的に広げて置く場所です。
勉強する時に参考書やノートなとを広げておく、机に似たイメージです。
机が狭いと参考書やノートを広げきれず、本棚にしまって別の参考書を広げて、という作業が頻繁に発生して、無駄な時間がかかってしまいます。
一方、使う参考書とノートを全部広げられてさらにスペースが余るような広い机にしても、空いたスペースは無駄になってしまいます。
メモリも同じように、多すぎず少なすぎずな容量で、16GBがおすすめです。
500GB以上のSSDを選ぶ
SSDはデータを保存しておく場所です。
作ったデータだけでなく、ゲーム本体のプログラムやWindowsのプログラムも保存してあります。
多ければ多いほどたくさんのデータを保存できますが、ありすぎても持て余してしまいます。
最低でも500GBはあったほうが良いでしょう。1TBあるのが理想です。
逆に、動画編集を行うなどの理由がなければ、1TBを超えるSSDを搭載していても持て余してしまう可能性が大きいです。
ゲーミングPCの予算に関するQ&A
初心者におすすめの安いゲーミングPCは?
初めてゲーミングPCを購入する方向けにおすすめのゲーミングPCを紹介します。よければ参考にしてください。
intel Core i CPU搭載モデルのおすすめ
【BTOモデル】eX.computer デスクトップパソコン ミドルタワー G-GEAR GA7J-C230/B
ゲーミングPCの定番CPUであるintelのCore iシリーズを搭載したゲーミングPCです。
20~30万円前後のモデルがそろっていますが、初めて購入される方にお勧めなのは、Core i7-13700F × RTX 3060Tiの組み合わせです。
このクラスであれば、今発売されているゲームタイトルはもちろん、今後数年の間に発売されるであろうゲームもおおむね快適に動くでしょう。
初心者が使うには十分な性能を持っていますが、同じ予算でグラフィックスカードのランクを1ランク上げたいのであれば、下のAMD Ryzen搭載ゲーミングPCを検討するのも手です。
AMD RyzenCPU搭載モデルのおすすめ
【BTOモデル】eX.computer デスクトップパソコン ミドルタワー G-GEAR GA5A-D221/B
AMDのRyzen 7を搭載したゲーミングPCです。
Ryzenはコア数が多く、複数のアプリを同時に起動する際に性能を発揮します。
ゲームを起動しながら実況配信したり、ブラウザなど他のアプリを起動しながらプレイする場合に実力を発揮するでしょう。
Ryzen7 5700X + RTX 3070を組み合わせた構成がおすすめです。
ゲーミングPCを買ったら最初にやることは?
ゲーミングPCを買ったら最初にやるのは①置き場所を決めて設置、②初期設定、です。
置き場所の選び方や、買ったらやる初期設定をまとめた記事も参考にしてください。
ゲーミングPCの置き場所はどこがベスト?【排熱対策も解説します】
【初期設定】ゲーミングPCを買ったらやることまとめ【快適プレイ】
ゲーミングPCを買うメリットは?
ゲーミングPCを買うメリットで一番大きいのは、高画質高フレームレートが実現できることでしょう。
ゲーム機を超えるハイクオリティのゲーム環境が整えられるのは、ゲーミングPCならではです。
また、ゲーミングPCを購入すれば、MODといわれる改造プログラムを入れたプレイができます。
ただゲームをプレイするだけにとどまらず、レポート作成など学業や仕事など様々な用途に使え、普段の生活にも役立つのも、ゲーム機ではなくゲーミングPCを購入するメリットといえるかもしれません。
まとめ:予算にあったゲーミングPCを選びましょう
- 初めてゲーミングPCを購入する人におススメなのは、15万~20万円以上のゲーミングPC
- 自分で性能を見て選ぶなら、CPUとグラフィックスカードの性能が重要。どちらかが極端に高性能なのではなく、バランスも大事。
- もっともベストな選び方は、プレイするゲームの必要性能と自分の求める快適さ、出せる予算を天秤にかけて自分の最も納得いくゲーミングPCを選ぶこと。
参考:intel ARK, AMD公式サイト, NVIDIA GeForce 公式サイト