ディビジョン2おススメスペック|最新GPUで144fpsも狙える?

アメリカの首都ワシントンDCを舞台とするオープンワールドゲームであるディビジョン2は、2019年に発売された作品です。

前作からグラフィックスなどもグレードアップし、ゲーミングPCに求められる必要スペックも格段に上がりました。

この記事では、これからPC版ディビジョン2をプレイするためにゲーミングPCを購入しようとしている方を対象に、ディビジョン2を快適にプレイできるスペックを紹介・解説しています。

これからディビジョン2を始める人にとって、ゲーミングPC購入の参考となればうれしいです。

ディビジョン2:メーカー公式推奨スペック

ディビジョン2のメーカー公式必要・推奨スペックは以下の通りです。

最低 – 1080p | 30 FPS 推奨 – 1080p | 60 FPS 高 – 1440p | 60 FPS 最上級 – 4K | 60 FPS
CPU AMD FX-6350 | Intel Core I5-2500K AMD Ryzen 5 1500X | Intel Core I7-4790 AMD Ryzen 7 1700X | Intel Core I7-6700K AMD Ryzen 7 2700X | Intel Core I7-8700K
RAM 8 GB 8 GB 16 GB 16 GB
GPU AMD Radeon R9 280X | NVIDIA GeForce GTX 780 AMD RX 480 | NVIDIA GeForce GTX 970 AMD RX Vega 56 | NVIDIA GeForce GTX 1070 AMD Radeon VII | NVIDIA GeForce RTX 2080 TI
VRAM 3 GB 4 GB 8 GB 11 GB

参考:ディビジョン2公式サイトより引用。

ディビジョン2の必要・推奨スペックは比較的高めです。

フルHD&60fpsの推奨スペックで指定されているGeForce GTX 970は、最近まで販売されていたGeForce GTX 1050とほぼ同等のグラフィックスカードです。

他の一般的なオープンワールド系ゲームでは、GTX1070で144fps超を狙えるものも少なくない中、このゲームでは、1440p(WQHD)とはいえ60fpsクラスという位置づけにとどまっています。

しかし、現在はゲーム発売当初よりもグラフィックスボードが進化し、中価格帯のゲーミングPCで144fps&最高画質を狙うことができるようになりました。

当サイトでは、60fpsプレイを基準にした「おすすめ基本スペック」と144fpsプレイを目安にした「おすすめ快適スペック」を紹介します。

なお、おすすめスペックの画面解像度はいずれも1080p(フルHD)を基準にしています。

ディビジョン2:当サイトおすすめスペック

快適にディビジョン2をプレイするための当サイトおすすめスペックは以下の通りです。

おススメ基本スペック(60fps&画質設定:高) おススメ快適スペック(144fps&画質設定:最高)
CPU Core i5-12400 Core i7-13700K
グラフィックスカード GeForce GTX 1660SUPER GeForce RTX 4060
メモリ 16GB 16GB
SSD 500GB、もしくは1TB 500GB、もしくは1TB

重めのゲームとはいえ、GeForce RTX 4060を使うことで最高設定画質でも平均144fpsクラスのフレームレートを出すことができます。

CPUパワーを消費するオープンワールド系のゲームですので、組み合わせるCPUには、一般的な組み合わせよりも1〜2ランク上である「Core i7-13700K」をおすすめしています。

一方、60fpsであれば、CPUもGPUも旧型で対応可能です。

60fps環境には、CPUが第12世代の Core i5-12400、グラフィックスボードはGeForceGTX1660SUPERがおススメです。

1ランク上のCore i5-13400 + GeForce RTX 3060の組み合わせの在庫処分がまだ残っていたら、そちらがコストパフォーマンスに優れており、よりおすすめです。

ただし、スペックを満たすからと言っても中古ゲーミングPCの購入はお勧めできません。

中古ゲーミングPCは、価格こそ安いものの、性能と比べると割高で、部品が劣化していることもあって故障のリスクも高いです。

ゲーミングPCを買うときは、目の前の金額にとらわれず、性能に対するコストパフォーマンスが高く、長く使える新品ゲーミングPCを購入しましょう。

ディビジョン2はグラボなしや普通のノートPCで動くか?

グラボなしや普通のノートPCでの動作は実質上不可能です。

最低要求スペックのGeForce GTX 780は旧型のグラフィックスカードですが、最新のグラボなしPCや普通のノートPCに搭載されているグラフィックス表示装置よりも高性能です。

グラボなしPCでまともにプレイできる環境をつくるのはまず無理でしょう。

また、ノートPCで問題となるのが、高負荷が長時間かかり続けることです。

ノートPCは元々長時間高負荷で稼働する設計となっていないため、ディビジョン2のような重いゲームを無理やり動かすと過負荷状態となってしまい、故障などのリスクも大きくなります。

ディビジョン2をプレイするのでしたら、ゲーミングPCを購入しましょう。

おすすめ基本スペックのゲーミングPCでしたら、10万円前後から販売されていますので、そちらも検討するのがよいでしょう。

まとめ:ディビジョン2のプレイにはゲーミングPCを準備しよう

  • ディビジョン2の必要スペックは高めだが、Core i7-13700K + GeForce RTX 4060で最高画質144fpsが実現可能
  • 実用最低レベルの60fpsプレイ環境であれば、Core i5-12400+GeForce GTX 1660SUPERで実現可能。予算が乏しいのであればこちらを検討するも手
  • グラボなしのPCでプレイするのは実質上無理。特に普通のノートPCでのプレイは、試すだけでも負荷がかかりすぎて故障させる可能性があるので控えよう

参考サイト:

QualityTechSG(Youtubeチャンネル)

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