ゲーミングPC7万、PC構成教えます|激安爆安PCがおすすめの人とは
目次
予算7万円のゲーミングPCおすすめ構成
予算7万円のゲーミングPCのお勧め構成は以下の通りです。
なお、予算7万円のゲーミングPCを入手するには、自作が現実的な選択肢ですので、自作する場合を想定して、部品構成について説明します。
- CPU:Ryzen 5 5600
- グラフィックスカード:RADEON RX 6600 or GeForce GTX 1660 or GeForce GTX1650
- メモリ:16GB
肝になるグラフィックボードは、旧型ミドルレンジの処分品を狙うことになります。
このなかでRADEON RX 6600はGeForce RTX 3060クラスの性能を持っておりおすすめですが、セール即完売のパターンも多いです。
次点で、GeForce GTX 1660か、GeForce GTX 1650。
優先順位はXT 6600>1660>1650です。
いずれのタイプも在庫処分セールでの取り扱いとなるので、価格.comなども確認しながら、予算範囲内で見つけたらすぐ抑えましょう。
これを購入し残ったお金で、CPU・マザーボード・メモリー・ストレージ、その他の部品を購入することになるでしょう。
こういった部品もセール狙いが基本です。
秋葉原などに拠点を持つ自作PCパーツショップは、週末に向けてセール設定をすることが多いので、金曜日は特にねらい目です。
運が良ければ、予算6万円以下で同クラスのPCが作れる可能性もあるでしょう。
具体的な金額の例は以下の通りです。※価格はツクモネットショップで2024年1月調べ
CPU | Ryzen 5 5600 | ¥23,400 |
グラフィックボード | MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV3 | ¥23,800 |
マザーボード | ASRock B450M Steel Legend | ¥5,480 |
メモリ | DDR4-3200 16GB | ¥4,306 |
SSD | Crucial P5 CT250P5SSD8JP(250GB) | ¥2,860 |
電源 | Thermaltake Smart BX1 PS-SPD-0450NNFAB-J1 | ¥4,480 |
ケース | Thermaltake Versa H17 CA-1J1-00S1NN-00 | ¥3,861 |
計 | ¥68,187 |
キーボード・マウス・Windowsなどが手元になければ、追加で購入することになります。
この金額はあくまで一例ですので、実際には、いくつものお店を回ってよりコストパフォーマンスの良いものを買い集め、予算範囲内に抑えましょう。
TSUKUMO・パソコンショップアークなどは品数が多くセールもよく行われているので、こまめみチェックしましょう。
予算7万円のゲーミングPCは自作が現実的
自作であれば、部品購入に根気が必要なものの予算7万円のゲーミングPCは実現可能です。
しかし、予算7万円で完成品ゲーミングPCの購入は、非常に厳しいです。
新品7万円で購入できるBTOゲーミングPCはほとんどありません。
そして中古ゲーミングPCは前オーナーの使い方によっては部品がひどく劣化していることがあるので、予算7万円でゲーミングPCを手に入れるのであれば、自作が現実的な選択肢です。
部品それぞれを厳選し、いくつものお店を回って格安で仕入れることで無駄コストを削ぎ落とすことで、ゲームに必要最低限の性能をバランスよく持ったPCを組み立てることになるでしょう。
なお、中古ゲーミングPCをお勧めしない理由をより詳しく書いた記事もありますので、参考にしてください。
予算7万円ゲーミングPCの性能は使うパーツで大きく変わる
では、予算7万円で組み上げたゲーミングPCは、どれくらいの性能を持っているのでしょう?
予算7万円のゲーミングPCは、使用したPCパーツ、特にグラフィックスボードのランクによって大きく変わります。
なぜなら、その時々のセールで販売されているグラフィックスボードの性能がまるで違うから。
予算7万円ゲーミングPCで狙うグラフィックスボードは、RADEON RX 6600、GeForce GTX 1660、GeForce GTX 1650が候補です。
RADEON RX 6600が手に入れば、10万円クラスの最安値BTOゲーミングPCよりも高い性能が実現できる可能性があり、Apex Legendsであれば、フルHD&高設定で144fps安定環境も視野に入ります。
一方、このなかで一番性能が低いGeForce GTX 1650の場合、Apex Legendsでは高設定で100fps前後が限界といわれています。
予算7万円でお得にゲーミングPCを入手するには高性能パーツが処分セールで激安販売されるのを待つことになり、また一度にすべてのパーツを集めるのもなかなか難しく、部品購入に根気が必要です。
セールではずれを引かないように、自作PCパーツに関する様々な情報をあつめることも必要です。
予算7万円のゲーミングPCはこういった手間と時間をかけてはじめて実現するのです。
予算引き上げという選択肢が現実的
このように、予算7万円のゲーミングPCは、自作が前提となるので、すぐゲームをしたい人や初心者は控えるべきでしょう。
予算を少し上げて予算10万前後にすれば、有名BTOショップの最安値ゲーミングPCが視野に入ります。
ゲーミングPCの予算を7万円から10万円に引き上げるメリットは、例えば以下のようなものがあります
- BTOPCが市販されていて、初心者でも簡単に手に入れることができる
- 購入したいときにすぐ買える可能性が高い
- PS5クラス以上の性能はほぼ確実
ラインナップは少ないですが、BTOショップの通販サイトをいくつか回れば大体見つけることができるので、ほしいタイミングで手に入れることが可能です。
セールのときなら、12~13万円前後のゲーミングPCが10万円前後まで降りてくることもあり、お手ごろ感が増すでしょう。
予算7万円の自作の場合は仕入れたパーツによってはPS5より劣るプレイ環境の可能性もありますが、予算10万のゲーミングPCなら、PS5と同等以上のプレイ環境はほぼ間違いなく手に入るでしょう。
このように、ただゲームを格安で楽しみたいのであれば、予算を10万円前後まで引き上げて最安値級のBTOゲーミングPCを購入することをお勧めします。
予算7万円のゲーミングPCがおすすめな人とは
これまで、予算7万円のゲーミングPCはゲームを格安で快適にプレイしたいと言うユーザには向いていないと言う話をしました。
予算7万円のゲーミングPCがお勧めな人とは、例えば次のような人です
- 初自作
- プレイ環境や勝つことにそこまでこだわらないゲームプレイヤー
- 予算縛りを楽しむ自作コアユーザー
初めてPCを自作する人にとって、高額な部品を使って失敗するのは予算的にもつらいです。
自作の経験を積むために、予算7万円クラスのゲーミングPCを組み立てるのは1つの選択肢といえるでしょう。
予算7万円クラスのゲーミングPCは、構成次第ではApexLegendsのような比較的新しいゲームでも144fpsが狙えるようになりました。
勝ちに徹底してこだわるのでなければ、fpsゲームをそこそこ楽しむことができるPCを作ることも可能です。
ただしPC組立と部品購入に根気がいるので、その覚悟とスキルがある人限定になるでしょう。
もう一つ、これは特殊な例ですが、予算縛りをつくってPC組み立てを楽しむような自作コアユーザーにとって、部品選定次第で性能が大きく変わる予算7万円の価格設定は、なかなか楽しめるかもしれません。
部品選定からチューンナップまで、こだわりを持った自作が楽しめるでしょう。
まとめ:予算7万円のゲーミングPCは人によってはお勧め
- 予算7万円のゲーミングPCは、セールを狙って格安で仕入れた部品を使った自作が現実的。BTOでの入手が厳しく中古は劣化度合いが分からずお勧めできない。
- 純粋にゲームを楽しみたいのであれば、予算7万円のゲーミングPCより、10万前後まで予算を引き上げて最安値BTOゲーミングPCを狙うのがおすすめ。
- 予算7万円のゲーミングPCは、初自作や軽量級ゲームを楽しみたい人、自作コアユーザーの予算縛り自作におすすめ。
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