フォートナイト推奨スペック分析【ロースペックPC可能？？でも】

フォートナイトは、言わずと知れた大人気ゲームです。

全世界で総ユーザー数は5億人を超え、ナイキ社やコカコーラ社などの大手企業とコラボするなど、様々な展開をしています。

この記事では、フォートナイトを高画質で快適にプレイするためのおすすめゲーミングPCスペックを紹介しています。

これから始める人にも、ゲーミングPCを買い替える人にとっても参考になる記事になっていると思いますので、ぜひ参考にしてください。

フォートナイト公式サイトの必要・推奨スペック

フォートナイト公式サイトによると、フォートナイトをプレイするのに最低限必要なPCのスペック（最小システム要件）と、公式サイトがおすすめする推奨システム要件は、以下の通りです。

最小システム要件

推奨システム要件

フォートナイトを最低限プレイできる最小システム要件は比較的低めです。

Core i3-3225 + HDグラフィックス4000というのは、2012年ごろ発売されていたPCに搭載されていたCPUとオンボードグラフィックスです。

ただゲームを動かすだけであれば、かなり古めの、普通のPCでも動作させることができるということです。

しかし、多くのユーザーは2024年現在、推奨システム要件以上のPCでフォートナイトをプレイしています。

フォートナイトのようなバトルロイヤルゲームの場合は、PCの性能が勝敗に影響する部分もあり、ロースペックPCでのプレイは勝つ上で圧倒的に不利です。

また、グラフィックスの画質面でも劣り、2024年現在では、このようなPCではお試しプレイが限界といえるでしょう。

2024年現在、快適にフォートナイトをプレイできる環境は、最高設定でのプレイを想定した公式サイトのおススメ要件である、クオリティプリセット「最高」用要件を一つの目安にするのがおすすめです。

その「最高」用要件は以下の通りです。

クオリティプリセット「最高」用要件

見ての通り、要求スペックが一気に上がります。

しかし、2024年現在新品で発売されているゲーミングPCであれば、ほとんどのゲーミングPCが満たしているといえます。

このクラスのゲーミングPCがあれば、フォートナイトをそこそこ快適にプレイできるでしょう。

フォートナイト快適プレイのためのおススメスペック

クオリティプリセット「最高」用の要件を満たせればそこそこ快適なプレイができるといえます。

しかし、他のプレイヤーはよりハイスペックなゲーミングPCでプレイしていることがほとんどです。

そういったプレイヤーと戦う時に不利にならないような、フォートナイト向けゲーミングPCのおすすめスペックを紹介します。

バトルロイヤルゲームは、高いフレームレートでプレイするのがバトルで勝つために大切です。

この推奨スペックでは、多くのプレイヤーと同等以上のプレイ環境を実現できる、画質設定「最高画質」「高画質」で144fps表示が可能なスペックの一例を示してます。

最高設定＆フルHD

フォートナイトは最高設定で144fpsを実現する場合、Apex Legendsで快適にプレイできるクラスかそれ以上のゲーミングPCが必要になります。

2024年現在、新品で15～20万円前後のゲーミングPC がこのクラスとなります。

バトルロイヤルゲームのなかでは軽量といわれるフォートナイトですが、最高設定にするとかなり重いゲームとなるのです。

高設定＆フルHD

高設定で144fps実現が可能な推奨スペックで、新品では概ね13万円前後で発売されています。

GeForce RTX 3060 は、公式サイトの「最高」用要件にあるGTX 1080と同クラスの性能を持つグラフィックスボードです。

2024年の段階で新品の公式サイト「最高」要件に合ったゲーミングPCを選ぶとしたらこのクラスになるでしょう。

ただしGeForce RTX 3060搭載ゲーミングPCは旧型で、販売終了になっているBTOショップがおおいのも事実です。

公式サイト「最高」要件にあったゲーミングPCが欲しいのでしたら、売っているのを見つけたらすぐ購入することをおすすめします。

推奨スペックに満たないゲーミングPCでフォートナイトをプレイするには

ここまで見てきた通り、高画質でプレイを楽しめる「最高設定」や「高設定」で144fpsのフレームレートを出す場合、最新のゲーミングPCでもハイスペックなものが必要になります。

高性能ゲーミングPCには手が届かない、でもフォートナイトを快適にプレイしたい、という場合、画質かフレームレートのどちらかを妥協する必要があります。

画質とフレームレートの両方のクオリティを上げたいのであればハイスペックなゲーミングPCが必要になりますが、どちらかを妥協すれば、多少性能が低めのPCでも快適なプレイができるのです。

フレームレートを妥協した場合と、画質を妥協した場合、それぞれ見ていきましょう。

フレームレートを妥協して高画質を楽しむ

画質設定をあげると、背景画像の細かい動きやリアルタイムでの変化をより忠実に再現でき、より高画質でプレイに没入できます。

一方、きれいな画像を表示することにゲーミングPCのパワーを消費するので、フレームレートは上がらない傾向があります。

フレームレートの高さは勝利に直結するようなデータもあります（詳細はこちらのApex Legendsの記事を参照）が、勝敗やプレイのしやすさより
きれいな映像を楽しむならば、高画質を追求し、フレームレートを妥協するのが良いでしょう。

画質を妥協して高フレームレートでプレイ環境を整える

一方、勝利にこだわり、そのために少しでも操作がしやすいプレイ環境を追求するのであれば、画質を落としてフレームレートを優先するのがおすすめです。

画質「中画質」より下であれば、一世代、二世代前のRTX2060やGTX1660SUPERクラスのグラフィックスカードを搭載したゲーミングPCでも144fpsの実現が可能になってきます。

比較的低め性能のゲーミングPCによるプレイの場合、画質に妥協ができるのであれば、中画質位まで落としてフレームレートを確保するのも手です。

グラボなしPCでフォートナイトをプレイするには

フォートナイトは、グラボなしPCでも動きます。

グラボなしPCでフォートナイトをプレイする２つの方法を紹介します。

グラボなしPCにフォートナイトをインストールしてプレイする

フォートナイトのプレイに最低限必要とされているスペックは2012年ごろのオンボードグラフィックスを搭載した普通のPCです。

ですので、今発売されているグラボなしPCにゲームをインストールしてプレイすることも可能です。

実際に、Ryzen 5 5600GのグラボなしPCでプレイしたところ、最低画質ながら60～100fpsでのプレイができました。

普通のモニターの上限である60fpsを超えるフレームレートを出すことができ、お試しプレイであれば十分な環境でした。

ただし、ゲーミングPCでプレイしているユーザーと対決するには圧倒的に不利なプレイ環境です。

ですので、本格的にフォートナイトをプレイするのであればゲーミングPCを買うべきでしょう。

Ryzen 5 5600GのグラボなしPCでフォートナイトを動かしたレビューはこちらの記事にありますので、参考にしてください。

Ryzen5 5600Gのグラフィックス性能を試す｜ゲームも動く内蔵GPU

Ryzen 5 5600Gの評価まとめ Ryzen 5 5600Gの評価をまとめると、このような形になります。 メリット デメリット おすすめ用途 Ryzen 5 5600Gのスペック・価格 Ryzen 5 5600Gのスペックは以下の通りです。 プロセッサ名 Ryzen 5 5600G ソケット形状

GeForce Nowを使う

古かったりスペックが低くて、直接インストールしてゲームを動かしてもまともにプレイできないようなグラボなしPCの場合、NVIDIAが提供しているGeForce Nowを使う手があります。

GeForce Nowは、クラウド上でゲームを動かしてプレイすることができるサービスで、フォートナイトも対応しています。

GeForce Nowを使えば、スペックが低めのグラボなしPCでも、最大120fpsまでの高フレームレートでフォートナイトをプレイすることができます。

ただし、高品質・高速なネット回線が必須です。

遅延を起こさないために、クラウドとユーザーのPCの間で高速なデータ通信をする必要があるからです。

有線で安定して50~60Mbpsのスピードが出せるのであれば、GeForce Nowを検討するのもよいかもしれません。

なお、最大60fpsまで対応の無料プランもありますが、2024年5月現在、受付停止状態のようです。

GeForce Nowを使うには月額サブスクか、24時間プレイできるデイパスを購入する必要があります。

まとめ：フォートナイトのプレイには最新ゲーミングPCがおすすめ

このように、最新ゲーミングPCよりスペックが劣る旧型ゲーミングPCやグラボなしPCでもフォートナイトをプレイすることは可能ですが、快適なプレイをするには、最新ゲーミングPCが必要になります。

フォートナイトで勝ちたい！フォートナイトのプレイ環境を快適にして、ヌルヌル環境でとことんプレイを楽しみたい！というような人は、新品ゲーミングPCの購入を検討するのが良いでしょう。

参考サイト
GeForce Now（NVIDIA公式サイト）